子どもの発達のプロセスを知っていますか?大人の世界と子どもの世界は全く違っています。大人がよかれと思ってやっていること、ついついやりがちなこと、順番が違っていることがいっぱいあります。ノンデジタルで手仕事と自然体験を重視した人間教育をめざすシュタイナー幼児教育をベースに、全国各地で子育てやシュタイナー講座を開催する著者が、「意志、感情、思考」の順で、成長に合わせた「子育ての順番」をお伝えします。
【目次】
序章 シュタイナー教育が教えてくれたこと
第1章 乳児期(0~2歳)現生人類への道「赤ちゃんは全身が感覚器」
第2章 幼児期(3~6歳)からだをつくる縄文時代「生きる根っこの力を育てる
第3章 学齢期(7~9歳)文字を得る時代「子どもらしく過ごせる“子ども時代”を大切に」
第4章 10歳以降 蛹の時代「“子ども時代”からの脱皮に向けて
【著者】
虹乃美稀子(にじのみきこ)
シュタイナー幼児教育者。1973年生、仙台市出身。公立保育士として7年間保育所や児童相談所に勤務後、シュタイナー幼児教育者養成コースに学ぶ。南沢シュタイナー子ども園にて吉良創氏に師事。27年間、保育に携わりながら2000名を超える子どもたちと出会ってきた。2008年、私塾として「東仙台シュタイナー虹のこども園」を開園。園長および担任を務める。幼稚園部を中心に、未就園児親子クラスから小学生クラスまで、12年間にわたる子どもの成長を見守る草の根の教育機関として運営。東京をはじめ、全国各地でシュタイナー講座・子育て講座を開催。著書に「小さなおうちの12ヶ月」(河北新報出版センター)
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