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シュトックマー社 蜜ろうクレヨンについて

シュトックマー社の蜜ろうクレヨンは、スティックとブロックタイプがあります。常に安全で高品質な純粋蜜ろうを使っているので、その透明感のある素晴らしい発色が楽しめます。添加物や充填剤を加えないことで水彩絵の具のような透明性をもたらし、重ね塗りをして微妙で深みのある中間色を作ることができます。また重ね塗りの他にも、スクラッチ画や、溶かし絵など、さまざまな技法で、魅力的な絵画活動ができます。

(1)ブロッククレヨンはどうやって使うの?

ブロッククレヨンはまだスティッククレヨンを上手に持てない小さな子どもの為に作られました。紙を巻いていないのにベタベタしません。線で表現される絵は限定されるので、最初はブロッククレヨンから始めて、スティッククレヨンに移りましょう。

ブロッククレヨンは面で描くことが出来るので、重なりやすく色が美しくでき、豊かな色彩体験ができます。感性が外の世界へオープンに開かれている小さな子どもには、美しい色彩を多く体験できるブロッククレヨンが最適です。小さいうちから良いものを使うのは大事です。美しい色彩の絵が完成されると子どもたちのやる気も出てきます。角を使えば線も描くことが出来ます。また色のグラデーションの美しさから芸術家にも好まれます。

(2)折れにくく、長持ちする(減りづらい)のはどうして?

折れにくいのは蜜ろうが他のクレヨンのように結晶化されておらず、柔軟な構造をもっているためです。長持ちするのは、他のメーカーは充填剤を使用するのに対し、シュトックマーはワックスベースのみで作られているためです。

(3) 青系と茶系が多いのはなぜ? 肌色が無いのはなぜ?

シュトックマーの24色のクレヨンの中で茶系は5色(赤褐色、黄褐色、黄土色、ベネチア赤、アンバー)青は4色(青、ウルトラマリンブルー、プルシアンブルー、コバルトブルー)と多く入っています。これは自然界を表現するのに多くの青、茶が存在しているためです。

肌の色は人それぞれ、国によって違うためシュトックマーでは肌色が存在していません。代わりにピンク、オレンジ、白などを組み合わせると、オリジナルの肌の色を作り出すことが出来ます。

 

 

(4)セットに入っている色の組み合わせには意味があるの?

クレヨンのセットの中の色の組み合わせはお客様の要望に合わせて作られました。

ドイツ国では、8色・16色の組み合わせが基本で使われています。自然界や動物などを描くのに、青系茶系が多く含まれています。

12色紙箱入りのクレヨンは、日本のために特別に組み合わせたオリジナルです。日本の幼稚園で良く使われる、ピンクとグレーが日本仕様には入っています。(ドイツ本国の12色には茶色と青が2種類ずつ入っています。)

 

 

(5)シュトックマー社が蜜ろうクレヨンで透明性を大事にするのは?

シュトックマーが使用する顔料は高い透明性と鮮やかな色調が基準の一つです。透明性は高品質の顔料によって決まります。蜜ろうクレヨンは純粋な蜜ろうを使い、添加物や充填剤を加えないことで水彩絵の具のような透明性をもたらします。透明性を維持することはシュトックマー製品にとって大事なことであり、他社製品と大きく違う点です。

たとえば、子どもが黄色を塗って、好きに塗っているうちに、あ、新しいきれいな色が出来ている!きれいな色が混ざり合っている!という発見があります。色が濁っていたら感覚に鮮明には訴えることが出来ません。色と色が重なり合った時に透明性が確実に確立されていないと光を通して重なりの色が出てきません。「わー出来たーきれいー」という感動はそこに透明性があるという事です。子ども達の感覚を育てる中に、新しい色、透明性は全て必要なことです。シュトックマーの製品の色調は鮮やかで透明感があります。透明性が優れていることによって、色を何度も重ね合わせたグラデーションや響きあう色を描くことができます。

「蜜ろうには蜜蜂が集めた光が詰まっている」蜜蜂が集めた光を製品を通して、なるべくそのまま子どもたちに届けたいという思いがあるのです。


※シュトックマーのブロッククレヨン赤、青、黄で描きました。優れた透明感によって、重なりも美しく現れます。


シュトックマー社 蜜蝋クレヨンの商品情報はこちらを御覧下さい>>
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