〜世界があこがれる現場からまなぶ理想の幼児教育〜 フレーベル、モンテッソーリ、シュタイナー、ニキーチン、ピラミッドメソッドと幼児教育を代表する幼稚園の姿をご覧いただけるDVDシリーズ。映像ならではのいきいきと遊ぶ子どもたちの姿も是非ご覧下さい。(分売可)
辻井こども総合研究所 辻井正
関西学院大学商学部卒業、同大学文学部修士課程修了。大阪教育大学、神戸女学院大学講師を歴任。日本初のおもちゃライブラリーを設立。平成12年、大阪府教育功労賞受賞。現在、神戸こども総合専門学院学院長、オランダ政府教育機構Cito提携ピラミッドメソッド日本センター所長、辻井こども総合研究所所長。
(1)フレーベル幼児教育
1839年ドイツのバード・ブランケンブルク(旧東ドイツ)に世界最初の幼児教育施設キンダーガルテン(子どもの庭)が幼児教育学者フレーベルによって創設されました。幼児教育の父フレーベル生誕の地、ドイツで1839年からの流れを脈々と引き継いでいる唯一の幼稚園として現存するフレーベル幼稚園の一日をご紹介します。
(2)モンテッソーリ幼児教育
モンテッソーリ幼児教育法はイタリアで初めて女医となったモンテッソーリの優れた子ども観察眼によって確立された幼児教育法です。特にモンテッソーリ教具といわれる、系統立てられた教具によって子どもたちのものの考え方を育てる教育法は世界の多くの国々で採用されています。モンテッソーリ教具を使って遊ぶ子どもたちの一日を紹介します。
(3)シュタイナー幼児教育編
シュタイナー保育園(幼稚園)の一日の生活を紹介します。近年、日本においてもシュタイナー教育に強い関心が寄せられています。科学信仰と知識伝達型の教育への疑問が、人々を「心」や「精神」のありかたに目を向けさせ、ますますシュタイナー教育への期待感が膨らんでいます。シュタイナーの人智学の考え方を一言でいうと、「子どもは5.6歳で歯が生え変わります。人の生涯に二度と生えてこない硬いものです。それゆえに、歯が生え変わるまでに人生の基礎を形成しよう」と言う考え方です。
(4)
1.ニキーチン夫妻の幼児教育
一組の夫婦の子育てのあり方が、世界中の幼児教育に影響を与えた稀な例であるニキーチン夫妻。子どもの養育に悩む母親たちが彼らの家の門を叩く姿が耐える事はありませんでした。1990年に撮影した生前のニキーチン氏の貴重な映像や写真の中に、ニキーチン流の子育てのヒントがたくさん散りばめられています。(収録時間12分)
2.世界最古のおもちゃ博物館
ドイツ・チューリンゲン州(旧東ドイツ)ゾネベルグに世界最古と言われるおもちゃ博物館があります。ゾネベルグはドイツの有数なおもちゃの産地だったので、世界各地から持ち込んだおもちゃのサンプルや製造物の収集が博物館にのこされています。古代エジプト時代から現代の機械おもちゃまでの豊富な歴史を解説します。(収録時間28分)
(5)
1.ピラミッドメソッド幼児教育
国際学習到達度テスト(PISA1992年)において、日本,アメリカ、ドイツの子どもたちの学力低下が話題を呼びましたが、オランダの子どもたちの学力が高水準だったことから、オランダの幼児教育ピラミッドメソッドに関心が集まりました。未来型の幼児教育法と言われるピラミッドメソッドの実践を解説します。(収録時間19分)
2.キンダーガーデンの始まり
1839年にキンダーガーデンを創設したフレーベルは「子どもは遊ぶことで人生を学ぶ」ことを発見しました。時代の変化とともに、子ども観や画一的だった保育のあり方も姿を変えていきます。近年は、次第に子どもの意思を尊重する保育がさかんに行なわれています。このような保育の歴史をたどることで、日本におけるつめこみ式幼児教育のありかたを考え直すヒントを提示します。(収録時間8分) |