飾って眺めていたいくらい素敵な絵が、ぎゅっと詰まった大型絵本。
ページをめくると、鮮明に描かれた色とりどりの花々がむかえてくれます。
ある日、うさぎの坊やが、たまごをみつけます。
ひとりぼっちのうさぎの坊やは、たまごの中の何かに早く会いたくて、いろいろとちょっかいをだします。ちょっとこづいてみたり、小さな石ころを投げてみたり。ふっと思い出しませんか? あの子と友だちになりたくて、なかよしになりたくて、同じようなことをした、そんな日々を。
うさぎの坊やは待ちくたびれて、ねむってしまいます。
すると、たまごのからが割れてきいろい、ちいさなあひるがでてきました。
あひるは、ねむっているうさぎの坊やをこづいたり、丘から転がしたり。それで、うさぎの坊やも目覚めました。
小さな人たちの素直で温かな出会いの物語です。(出版社解説より) |